こんにちは!
洗濯らくらくショップ、洗剤王子の「杉山」です!
今日は飲食店のユニフォーム・コックコートのお手入れ方法について、お話しします。
少し前になりますが「きたなシュラン」といって、
少し汚れているぐらいの名店が人気になったころもありますが、
やはり飲食店の基本は清潔感。
いくら美味しくても、ユニフォームの黄ばみ一つでお客様に不衛生な印象を与えてしまいます。
衛生管理がしっかりしていると認めてもらうためにも、ユニフォームのお手入れ方法をしっかり覚えておく必要があります。とはいえ、なかなか落ちないコックコートの汚れ。通常の洗濯では到底落ちず、ハイターや漂白剤で洗ってみるも、シミや汚れが広がってしまったりと、なかなか大変な汚れです。
今回は、その調理服の油汚れを中心に、「新品のようにキレイな状態を保つ」洗濯方法について紹介していきます。
目次
汚れが厳禁の飲食店なのに、汚れがつかないことは絶対にありません。
調理の時、接客の時、後片付けの時と、ユニフォームに汚れがつく場面はいつも隣り合わせです。
普段生活をしていても、気がつけば食べ物の染みが衣類についており、いつもの洗濯では落ちないとお困りだとおもいます。
ましてや、飲食店のユニフォームについた汚れは、その質、量、ともに普段の生活とは全く違います。
でも、なぜ、飲食店の汚れは簡単に落ちないのでしょう。
第一に、飲食店の主な汚れは油汚れ。
油は水に溶けませんから、普通に洗濯機で洗濯をしても、洗剤の限界を超えた油汚れが水に溶けることはありません。
残ってしまった汚れは、繊維の奥へと染み入り、固まってしまうため、いくら洗濯をしても汚れが溶け切らず、落ちない染みとなって残ってしまうのです。
第二に、油汚れとともにさまざまな汚れがついてくる。
飲食店の汚れは、厨房に舞う油から、肉汁や乳製品など食材からついてしまう汚れ、接客の際に食器に残ったソースがユニフォームに付くのは日常茶飯事。ソースやタレなどは色も濃く、少し残るだけでも、しっかり目立ってしまいます。
また、「焼く」「揚げる」といった工程があると、目に見えない汚れが飛び跳ねて調理服に築されていきます。汚れと言っても様々な質の汚れが混じり合うのが飲食店の汚れです。
後ほど説明しますが、油汚れもこれらの細かい汚れも、落とさないで使用することで蓄積汚れとなり、ただしい調理服の洗い方をしても汚れが残ってしまう原因となります。
第三に、汚れている時間が長い。
長い時間汚れと隣合わせにもかかわらず、ユニフォームとなると毎日洗濯するのも大変ですから、数日放置するようなことになると、汚れは染み込み、固まり、酸化し、直ぐに洗えば落とせたかもしれない汚れも、ガッチリ落ちない汚れと変化してしまうのです。
まとめると
・主な汚れは油汚れ。普通の洗濯、洗剤では性能に限界があるので、落としきれません。
・飲食店の汚れは、様々な汚れが絡み合っています。色の濃い汚れは、ほんの少し残っても目立ってしまいます。
・時間が経つと、汚れは一層落ちなくなります。可能な限り、こまめな洗濯が有効です。
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いかに、飲食店の汚れが落ちないかをお伝えしましたが、洗濯のプロならなんとかしてくれるかもしれません。
クリーニング店にユニフォームを定期的に出すというのは、一つの方法です。内容にもよりますが 一式クリーニングに出すと 500円から1000円程度でしょうか。
ただ、毎日クリーニング出すとなると、その時間も出費も馬鹿にならないでしょうから、一日で大体どのぐらい汚れるかによりますが、3日~1週間程度で定期的に出すという方が多いのではないでしょうか。
また、スタッフの人数も多いということになれば、ユニフォームレンタルという方法も考えられます。
1週間単位が基本になりますが、仮に一着1回500円、週に2回ほど着替えるとして、毎週1,000円づつかかることになります。
長期の契約が必要であったり、オーダーメイドのユニフォームだと高額になりがちというようなデメリットもありますが、定期的に集配してクリーニングしてくれるわけですから、方法としては悪くないと思います。
とはいえ、やはり、自分で洗濯できるに越したことはありません。なぜなら、毎回クリーニングや、レンタル調理服は、時間もコストも、人数規模を考えると、ごくわずかではないでしょうか。
となると、各々が家で洗う、というケースが多いかと思います。
日々の洗濯は自分で行い、ときどきクリーニングに出すという方法なら、費用も抑えられますし、偶然ついてしまったひどい汚れのときなど、その日の夜に対応することが出来ます。
洗い方、汚れ落としのコツさえつかんでしまえば、調理服の洗濯が「毎回大変…」と思うこともなくなり、
自宅で洗うときに、覚えておきたいポイントは次の3つ
・汚れがつきにくいユニフォームを選んでおく。
・毎日洗う。毎日は難しくても、とにかくこまめに洗う。
・専用の洗剤を使う。
調理服そのものは、汚れがつきにくかったり、耐久性、耐火性能が高いものが多いです。さらに調理服、ユニフォームによっては、油汚れがつきにくくする加工を施したものがあります。
また、化学繊維は汚れが付きにくそうに感じますが、たとえばポリエステルは油由来のため、油汚れと馴染みやすいため避けたほうが無難です。
比較すると、木綿の方が油汚れを弾く分、汚れがつきにくく、洗濯したときも、よく汚れが落ちます。
また、ユニフォームをのり付けすると、衣類が保護されて、汚れがつきにくくなります。
パリッとしたユニフォームは清潔感もありますし、おすすめです。
洗濯は時間が勝負です。特に飲食店の汚れは、先に書いたとおり油汚れ。
汚れたばかりのときには柔らかい汚れも、繊維の奥に入った汚れが固まり、繊維と絡み合うことで、すぐに洗えば落ちた汚れも落ちなくなってしまいます。
また、あまり目立たないと思っていた汚れ、気が付かなかった汚れも、時間が経つと変色し、シミになると目立つは、落ちないわ、汚れを放置することに良いことは全くありません。
可能であれば、調理服が汚れたら「その日に洗う」ことが汚れ落としの一番の近道になります。
一般的な洗剤で想定している汚れは、普段の生活で衣類につく汚れです。汗や皮脂汚れと言った体からの汚れを中心に考えられています。
その範囲内での汚れであれば、十分に綺麗になると思いますが、空気中に油が舞うような調理場での汚れに対しては、洗浄力不足になってしまいます。
飲食店に特化した洗剤は、調理場の油汚れのパターンに対応することで、圧倒的な洗浄力を実現。
想定される様々な油汚れを、徹底的に溶かし、スッキリ落とすことが出来るのです。
洗い方に関しては、基本的に予洗いを行います。そして洗剤液をぬるま湯で作り、そこに汚れた調理服をつけおきします。つけおき後、特に汚れがひどい個所をこすり洗い、もみ洗いをすることによって、生地に入り込んだ汚れを外へかき出し、落とすことができます。
洗い方の詳細に関しては、こちらの記事をご参考ください。
※ニオイ落とし記事になりますが、基本汚れ落としと同様です
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https://senzai-shop.com/column/?p=2208
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