こんにちは
泥スッキリ本舗杉山でございます。
以前、お客様より作業着の汚れが落ちないのですがどうしたらいいでしょうか。
というお問合せをいただきました。
その作業着の汚れがこちらです。
なかなか落ちづらい作業服の汚れですが、
けっこう多くの方からお悩みのお声を聞くのがこの作業服、作業着の汚れです。
ひとえに、作業服汚れといっても、
工場でつきやすい「機械油」の汚れや、
調理場での「揚げ油の汚れ」「調味料の汚れ」「食べ物の汚れ」などなど、
外であれば「泥汚れ」「草の汚れ」などがあり、
汚れの種類も様々なのです。
この汚れが付いた作業服、どのように洗たくしていますか?
一見、作業着の汚れを、通常の衣類と同じように汚れを落とそうとしても、
なかなか難しいですよね。しかし、洗濯前にひと手間かけてあげることで、
洗い上がりに“差”が出てきます。
つまり、キレイに長持ちする作業服になるのです。
今回は、作業服の汚れをどのようにキレイに落とすために覚えておいて欲しいポイントを紹介していきます!
・作業服汚れってホントに落ちるの?
・作業服の洗濯のポイントは「前処理」と「浸け置き」
・作業服洗濯後は早乾きが鉄則
目次
よく言われるのが、
作業服の汚れはちょっとガンコ具合が通常の汚れと違うから、汚れはキレイに落ちませんよ。
ですね。
たしかに、普通の洗濯通りに汚れた作業着や作業服を落そうとしても、
作業服の汚れは油汚れだったり、泥汚れだったり、それらが混ざっていたりするため、
汚れは、まず落ちません。
汚れには油溶性、水溶性、不溶性の汚れがあり、
作業服についた油汚れは油溶性になりますが、土の汚れや、ほこり、すすなどは
不溶性になります。
読んで字のごとく、溶けない汚れ、になるので、
「洗剤」を使っても汚れ自体は溶けないので、落ちないのです。
え?それじゃあ作業服はキレイにならないの?
いえいえ、洗剤だけでは汚れが溶け出さなくても、洗剤の力を借りてキレイにするのです。
例えば、泥汚れをこまかく見ていけば、繊維の奥の奥に細かい泥が入り込んでいる状態と言えます。
これを “物理的にかき出してあげればよい” のです。
そして、洗剤はそのかき出す手助けをしてもらう、というイメージがわかりやすいかと思います。
そのためにも作業服汚れの洗濯のポイントをしっかり押さえておきましょう。
後で伝えますが、このこまかい汚れが残っていると、のちにガンコ汚れとなってしまい、
汚れを落とすのにも時間がかかってしまいます。
大事なことは
「一度しっかり汚れを落とす」
きれいになったら「日々の洗濯で汚れを残さない」
です!
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それでは実際に洗濯の手順をみていきましょう。
まず、作業服を洗濯機で洗う前に、必ず行ってほしいことがあります。
汚れた部分がまだ泥や油などついているようでしたら、
事前にはたいたり、汚れをぬぐい取っておく必要があります。
事前に水を浸けてしまうと汚れが生地に染み込んでしまうためです。
先ほども伝えたように、特に土や泥の汚れとなると、汚れをかき出す必要があるため、
事前に落せる汚れは落としておいたほうが良いです。
まず、作業着、作業服の洗濯表示にそって、
40℃くらいのぬるま湯に洗剤を溶かして洗剤液を作成します。
そこに、汚れた作業服を入れて浸け置きします。
30分~1時間ほど浸け置くと、
洗剤液が真っ黒になるため、そのような状態になったら
洗剤液をいったん捨てて、新たに洗剤液を先ほどと同じ手順で作ります。
もったいない、と思うかもしれませんが、洗剤液が真っ黒の状態は、
作業服に汚れがまだ残っている状態で、真っ黒になっていると汚れが外に出ていきません。
ただ、あくまで汚れがまだまだ出そうな場合で、洗剤液に汚れがあまり出ないようであれば、
洗剤液を変える必要はありません。
また、浸け置き洗いで洗剤液を変える場合、洗剤量は通常の半分くらいで大丈夫です。
汚れ自体がたくさんある場合、少量の洗浄効果で汚れが外に出ていくためです。
なのでどんどん汚れが洗剤液から出ている場合は、気兼ねなく交換していきましょう。
上記を繰り返すことによって、作業服に残っている汚れがどんどん外に出ていき、
キレイになっていくのが目に見えてわかってきます。
この目で見る、というのが非常に大切で、洗濯機やコインランドリーなんかでは
汚れ落ちがわからないため、乾いた後、汚れが残っていたという場合も多々あります。
後から発見した汚れは、時間経過により、もっと落ちにくい汚れになってしまいます。
なので、私自身は作業服汚れや、なかなか落ちにくい汚れは、
自分の目で汚れを見る、というのをとても重要視しています。
汚れが十分に出きったら、最後に洗濯機で通常洗濯していきます。
洗濯機での洗濯は、
すすぎの回数を通常より1回多め
にしましょう。
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しっかりすすぎを行い、洗濯機で洗ったらもうオシマイ~ではなく、
洗濯後もしっかりポイントを押さえておく必要があります。
大事なポイントは、
・早く乾かすこと。
・干す前にシワを伸ばしておくこと
です。
この二つさえ押さえておけば、次に作業服を着るときは快適に着れること間違いなし!
では、なぜ早く乾かすことが大切なのか?
そもそも100%洗濯によって汚れを落とすことは不可能で、十分に洗濯し、
すすいだとしても、少なからずは汚れが残っていたりします。
乾かすのに時間がかかる=菌の繁殖がふえる
ということですが、洗濯物がなかなか乾きづらい夏場など、
洗濯後、なんかニオイが残っていることはありますか?
菌が繁殖することによってニオイを発するため、乾く時間が長ければ長いほど、
衣類にとって不都合なことが多いです。
如何に早く乾かすか、ということが大事になってきますが、
1年中使える早乾き便利アイテムは、
・扇風機を上に向けて弱で回し続ける
です。
扇風機自体はコストがとても安く、
衣類から出る水蒸気は下に溜まっていくのですが、
風を当てることで循環させることができます。
早乾きには3原則あり、
・風の通り道
・風の当たる表面積
・湿度
であり、循環させることで
風の通り道を作り、衣類に満遍なく風を当てることができ、
空気循環させることで多湿を抑えることできるため、
結果、早く乾かすことに繋がるということです。
なお、コストはかかりますが、手っ取り早く乾かすには、
洗濯物の下に、除湿機を置くことで湿度を下げつつ、
風を当てることによって、より短時間で乾かすことができます。
干す前にシワを伸ばしておくことで、アイロンの手間を少なくすることができます。
作業服にアイロンなんてかけるの?という方もいらっしゃると思います。
確かに工場や外で着る作業服は、毎日汚れるのでアイロンなんてかけてなくても良い、
という声も多いですが、
社内作業の方や、あまり汚れがつかない(どちらかというと汗をかく)作業服を着られる方は、
やっぱりアイロンがかかっている方がビシッと見えますし、
アイロンかけの手間だけ除けばメリットしかないです。
汚れが落ちないからと行って、ゴシゴシ洗ったり、
早く乾かすためにしっかり脱水したりすると、
シワになりやすくなり、ちょっと見た目が悪くなってしまいます。
仕事ですから、急な来客や、他のスタッフもいるため、
“見た目”を整えるのも仕事の一環だと思います。
実際に行うことは結構単純で、干す前に、
シワになっている箇所や、シワになりやすい部分を
パンパンと広げて引っ張ることです。
これだけで目立つシワはとれますし、
何度もなんどもアイロンをしなきゃいけない箇所も
少なくなるわけです。
ほんの一手間が、かなりの時短に繋がるため、
やっておいて損はありません。
ワイシャツを乾かす際や、シワがつきやすい衣類にも
おすすめの方法ですので、ぜひ取り入れてみていただけたらと思います。
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