泥汚れってなかなか洗濯しても汚れが落ちないなぁ〜。とお悩みの方はいませんか?
食べこぼしや、汗の汚れと違って、通常洗濯ではなかなか落ちにくいのが「泥汚れ」です。
今回、泥汚れの落とし方で、洗う前のポイントを重点においてお伝えしていきます。
「洗濯前に水につけるのはNG」
ついつい子供が家に帰ってきて泥だらけだったりすると、
すぐにでも水につけたくなる方、
多いかと思います。
結論から言うと、これは逆効果になります。
実は、洗濯する前に泥汚れを水につけてしまうと、
泥と一緒に繊維の中に汚れが入り込んでしまい、
より落ちにくい汚れになってしまいます。
そのため、洗剤成分をまず泥汚れ箇所に付着させる必要があります。
え、それって直に洗剤をつけなきゃいかんのでしょうか?
もちろん、そのまま塗布する方法でも大丈夫ですが、
一般的には洗剤液を先に作り、そこにつけて置くやり方で問題ないです。
例えばわかりやすく言うと、洗濯前の状態で泥に汚れた部分に洗剤成分が入り込むことで、
汚れを繊維の奥へ入り込むのを防いでくれます。
そして洗剤成分に包まれた泥汚れは、そのまま外(洗剤液)に出ていきやすくなります。
実際に泥汚れの「洗う前の処理」について、詳しく説明していきます。
洗い方も「部分的にガンコな泥汚れがついている場合」「全体的に泥汚れが広がっている場合」と若干方法が異なるため、汚れ方にあった洗い方をする必要があります。
目次
どの程度がガンコなの?というと、雨の日のグラウンドの土が、
べったり膝や靴下に塗りついてる状態でしょうか。
たまに固形の泥なんかも張り付いてる場合もあります。
まず衣類や靴下についた泥汚れを、乾いた状態でバンバン手ではたきます。
この時できるだけ土や砂を落としていきます。
固形の泥が付いている場合は、それもあらかじめ取っておいた方が良いです。
液体洗剤であれば直接汚れた箇所に塗布、粉末洗剤であれば、
40度くらいのぬるま湯に溶かした状態の液体を塗布します。
つけ置きのポイントは、40度くらいの洗剤液に、
汚れた部分がしっかり浸かっていることが大事です。
またつけ置き時間は30分〜1時間くらいが目安です。
つけ置き後、汚れた箇所をもみ洗い、こすり洗いすると、
より衣類についた汚れが外へ出ていきます。
つけ置き後のもみ洗いの段階で、ある程度汚れが落ちている場合、
そのまま洗濯機で通常洗濯します。
つけ置き後のもみ洗い、こすり洗い後の段階で、汚れがあまりにひどく、
●洗剤液が泥で真っ黒
●まだ汚れが残っている
上記の場合は、洗剤液を作り直した方が良いです。
その場合、STEP2から同じようにつけ置き洗いをします。
2回目の洗剤量は半分くらいでも大丈夫です。
つけ置き後のこすり洗いで、汚れがある程度落ちたら、
その後洗濯機で通常洗濯を行います。
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野球のユニフォームでいうと、スライディングをしたりすると、
胸のあたりから広範囲に泥がついてしまう場合があります。
その場合、部分的に、というよりは広範囲に洗剤液を染み渡らせることが大切です。
先ほどと同様に、衣類をバンバンとてではたき、表面上の汚れを落としていきます。
全体に泥や砂がついている場合、外で叩くことをオススメします。
40度くらいのぬるま湯で洗剤の適量を溶かしていきます。
洗濯表示で30度までの場合はその指示に従います。
ポイントは、衣類全体を洗剤液にしっかり浸けることです。
特に汚れている個所が水面から出てしまうと、
ムラやシミになったりする原因になります。
つけ置きする際は、500mlのペットボトルに
水を入れたものを”重し”として使用するのも手です。
※ザルを使うとよりカンペキにつけることができます。
つけ置きの時間の目安は30~1時間ほどです。
もちろんそれ以上でも大丈夫です。
つけ置き後の段階で、洗剤液に泥が結構出ている場合があります。
まずいったん衣類の汚れているところをもみ洗い、こすり洗いをします。
全体的にある程度汚れが落ちてきたら洗剤液を捨て、その後洗濯機で洗います。
ここでも洗剤液が真っ黒になる、
まだまだ汚れが出てきそうな場合は先ほど同様に
一度洗剤液を捨て、再度つけ置き洗いをします。
※再度つけ置き洗いするのはちょっとめんどくさい方へ
泥汚れは通常の汚れとは異なり、
特に繊維の奥に入り込んだ汚れは、
一気に落ちていくのではなく、徐々に落ちていきます。
そのため、つけ置き洗いで生地の奥に入り込んだ汚れを
洗剤の力で徐々に表面に浮かし、
つけ置き後のもみ洗いでその浮き出た汚れを外へ出します。
つまり上記を分かっていないと、無理やりゴリゴリ洗ったり、
汚れをそのままにしてさらに蓄積汚れになってしまうので、
・時間が経ってしまった泥汚れ
・汚れが残っている状態での柔軟剤使用
・かなりべったりついた泥汚れ
などの場合は根気よく落としていきましょう。
今回は洗う前のポイントに焦点を当ててお伝えしました。
先に繊維の中に入ってしまった汚れを取るよりも、
表面上の汚れを落とす方がはるかに効率的です。
泥汚れを洗うには、まず水洗いをせず、汚れがヒドイ場合は
最初に洗剤液につけることが、
泥汚れを落としやすくなることにつながります。
ぜひ実践してみてくださいね。
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