こんにちは。
寒さが一層厳しくなる12月になり、外仕事に従事する皆様にとって、肌着や作業服はますます欠かせない存在となってきましたね。
今回は、作業服やインナーに残る「ニオイ」に焦点を当ててご紹介いたします。
自身があまりニオイを感じないという方もおられるかもしれませんが、気づかないうちに発生している可能性も考えられます。ですので、一度チェックしてみることは重要かもしれません。
しかし、ほとんどの方が作業服のニオイに関して、
・ちょっとクサイな…
・このニオイはどうにもならないな…
・油やオイル汚れは仕方がないと割り切っている
など感じていることでしょう。
私も洗剤業界に携わる中で、20kgほどの荷物を運んだり、年がら年中倉庫での肉体労働を経験しており、それに伴って大量の汗をかくことがあります。その結果、乾燥するとなんとも言えないニオイが漂います。決して心地よい香りではありません。
そこで、今回は作業服を着用している際のニオイを防ぐ方法や落とす方法をご紹介いたします。
目次
作業服が洗濯してもクサくなることはよくある現象です。このクサさの原因にはいくつかのシンプルな理由が存在します。作業服のニオイが気になる理由を以下の2つに分けて考えてみましょう。
作業服やインナーには、べったりと汗や皮脂汚れがついています。通常の洗濯ではこれらの汚れは取れるはずですが、特に汚れのひどい箇所や、脇や襟元などの汗がたくさんつきやすい部分は、汚れが残りやすいと言えます。この汚れが放置されると、細菌が繁殖し、それに伴ってニオイが発生します。着用中には気づきにくくても、時間が経つとニオイが蓄積され、洗濯後もクサく感じることがあります。
季節によっては、梅雨や湿気の多い日に作業服が乾くのに時間がかかります。湿った状態が長時間続くと、細菌が増殖しやすくなり、「生乾き臭」と呼ばれるニオイが発生します。この生乾き臭は、そのままにしておくと蓄積され、クサさの原因となります。
なお、作業服に限らず、一般的な衣類も外気によるニオイが付きやすいです。たばこの煙や焼き肉の匂いが衣類に付くのは、作業服や衣類が微細な繊維で構成されており、表面積が広いため、ニオイが付きやすいからです。
炭や竹炭が消臭に効くのは、炭が細かい穴で覆われており、その表面積が広いため、ニオイの分子を吸着しやすいからです。同様に、作業服や衣類も微細な繊維で構成されており、これが広い表面積を提供し、ニオイが付きやすいのです。
作業服がクサくなるのは、汚れが残っているか、または湿気の多い状態で生乾き臭が発生しているからです。これらの原因に対処することで、快適で清潔な作業服を維持することができます。しっかりと汚れを落とし、適切な干し方を心がけることで、作業服のニオイを解消しましょう。
作業服についたニオイを効果的に取り除く方法をご紹介します。洗濯を中心に、段階的なアプローチで作業服を清潔な状態に保ちましょう。
まず、洗濯に必要なアイテムを用意します。必須アイテムは粉末洗剤(専用洗剤があれば尚良し)。また、フタ付きのバケツもあると便利です。洗濯機を使用する場合は、適切な洗剤を準備しましょう。
40度程度のぬるま湯を用意し、そこに洗剤を溶かします。洗濯表示に従って水温を調整し、作業服をこの洗剤液に浸け置きします。最低30分間は浸け置きし、洗剤が衣類に浸透し、ニオイの元をしっかりと取り除くための準備を整えます
浸け置き後、特にニオイが気になる部位(脇、ソデ、エリなど)を軽くもみ洗いします。これにより洗剤液が汚れを引き出しやすくなり、効果的にニオイを取り除くことができます。手袋を使用してもみ洗いを行うと、手肌の保護にもなります。
洗濯が終わったら、作業服をしっかりと干しましょう。できるだけ早く乾くよう心がけ、扇風機の風を当てたり、衣類が重なり合わないように工夫します。これにより生乾き臭や細菌の繁殖を防ぎ、ニオイの発生を抑制します。
以上のプロセスでまだニオイが残っている場合は、浸け置き後のもみ洗いステップを繰り返し、洗剤液を新しく交換して再度行います。これにより、徹底的にニオイや汚れを取り除くことができます。洗濯機を使用した場合は、追加のすすぎを行います。
完璧に汚れや細菌をなくすのは難しいですが、洗濯後には速やかに乾燥させることが重要です。これにより細菌の繁殖を防ぎ、作業服を清潔な状態に保ちます。洗濯機を使用した場合は、高速で脱水を行います。
この段階的なアプローチで、作業服についたニオイを効果的に取り除くことができます。清潔で快適な作業環境を整え、仕事に集中しましょう。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
メディアで話題!作業服汚れ専用洗剤を半額で購入する方法はこちら ←
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
作業服のニオイや汚れにお悩みの方へ、洗濯だけでなくその後のケアに注力することで、清潔な状態を維持し、ニオイの発生を抑える方法をお教えいたします。作業服にニオイがつきにくくなるために、以下のステップを心がけてみましょう。
外仕事ではどうしても汗や汚れがつきもの。その日のうちに洗濯することが肝心です。可能であれば即日対応しましょう。毎日作業服を使用する方は、2着用意して交互に使うことで、一方を洗濯している間にもう一方を利用することができ、清潔感を維持できます。
作業服を早く乾かすためには、適切な環境が必要です。干す際は他の衣類と十分な間隔を取り、空気の通り道を確保しましょう。部屋干しの場合は扇風機の「弱」を利用し、湿度を下げるために除湿器や新聞紙を使用します。
作業服にニオイがつく原因は作業服だけでなく、洗濯機の中にもあります。洗濯機の奥は湿気がこもりやすく、カビや細菌が繁殖しやすい場所です。市販の洗濯槽クリーナーを使って洗濯槽を定期的に清掃し、3ヶ月に一度の頻度でクリーナーを使用することで、洗濯機内をキレイな状態に保つことができます。
除菌力のある洗剤を使用して、しっかりと洗濯しましょう。汚れやニオイが気になる部分には特に注意して洗い込みます。お気に入りの作業服も、定期的に洗濯して清潔な状態を保ちましょう。
ニオイの発生源にもアプローチすることが重要です。作業中の体臭や足のニオイに対策をすることで、作業服へのニオイの転送を防ぐことができます。
作業中の快適さも大切です。通気性の良い素材の作業服を選ぶか、定期的な休憩を挟んで服を脱ぐことで、蒸れやニオイの発生を防ぎます。
作業服にニオイがつきにくくするためには、洗濯だけでなく洗濯機の清掃や作業服の除菌、ニオイの発生源にもアプローチする日々のケアが不可欠です。清潔感のある作業服は気分も良く、仕事にも良い影響をもたらします。臭いや汚れに悩まず、快適な作業環境を手に入れましょう。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
メディアで話題!作業服汚れ専用洗剤を半額で購入する方法はこちら ←
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー