夏が終わり、秋になるにつれて作業服も衣替えの時期になります。
とはいえ、まだ9月ごろは暑い日が続きますよね。
夏にできた汚れやシミ、もしまだ残っているとしたら黄色信号かもしれません。
特に、グリスや機械油、オイル系の汚れがついている作業服に関しては、
間違った洗い方をしていると、次シーズンの時に
汚れやシミができちゃった！なんてことも起こります。
今回は、夏の終わりにしっかり汚れや汗、油汚れを徹底的に落とすことと、
汚れを残さないきれいな作業服をキープするための
方法をご紹介します。
目次
作業服の汚れって結構ガンコな汚れが多いですよね。目に見える油汚れや、
泥ジミだったりするのですが、気をつけなければいけないのが、
目に見えない汚れです。
ん？目に見えない汚れって何ですか？
と質問が出てきそうなので、代表的な汚れを紹介すると、
「汗ジミ」
です。理由としては、汗自体は汚れてはいないのですが、
汚れを生む要素としてかなりの原因の一つになります。
夏場は特に汗をかきやすい時期でもあるので、
目に見える“汚れ”の部分を重点的に洗おうと、無意識に動いてしまうのですが、
汗で汚れやすくなる部分は
・襟（エリ）
・袖（ソデ）
・脇（ワキ）
です。
作業服のガンコ汚れを選択されている経験をお持ちの方は、
手洗いを行っていると思いますが、通常の汚れが残っている個所だけでなく、
エリ、ソデ、ワキの部分も重点的に洗うことで、汗ジミを防ぐことができます。
白いワイシャツが一番わかりやすいのですが（白で見やすいという理由）、
襟元や袖口が黄色くなったり、黒くなったりする経験って
誰もがあるんじゃないかと思いますが、
作業服は白でない場合が多いため、なかなか黄ばみやシミが目に見えないです。
そして、目に見える汚れより、汗が残っている場合、時間がたてばたつほど、
汚れが落ちにくく、目に見えるガンコ汚れに変わります。
作業服の上着などは、毎日洗ってなんかいられない、と思うのですが、
私自身、たしかに肌にも触れてないんだから手間かなと思います。
ロッカーのハンガーラックや、上着かけにそのままかけて次の日使う、
ということは多いのではないでしょうか。
洗うタイミングとして、気が付いたら汚れを落とす（洗濯する）のが一番なのですが、
汗を結構かいた日
に関しては、その日に洗った方が、長持ちします。
理由は時間がたてばたつほど汗の汚れは蓄積され、
落ちにくいシミとなってしまうため、正直、油汚れよりやっかいです。
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大事に来ている作業服だからこそ、時期が終わるころにはクリーニング店で
ドライクリーニングをしています！
という方の中で、翌年、取り出してみるとシミが出来ていた、という方がいらっしゃいます。
ドライクリーニング自体、油汚れは本当に良く落ちますし、
普段は洗えない生地も洗えるため、
見方によっては普段落ちない汚れはドライクリーニングへ、という認識があるのかもしれません。
ドライクリーニングのメリットとしては、
・油溶性（油汚れ、チョコレート、インク、オイル系などの汚れ）の汚れをしっかり落とすことができる。
・普段の洗濯機での洗濯では洗えないウールやシルク、カシミヤ素材、その他縮みやすい、色落ちしやすいデリケート素材の衣類が洗える。
というメリットがあります。
逆にデメリットはなんなのか？というと、
・水溶性の汚れやシミには効果的ではない。
・たまにクリーニング店によってドライクリーニングの溶剤管理による
逆汚染があったりする。
※クリーニング後、ちょっとイヤーなニオイがする
上記が挙げられます。
つまりクリーニングに出しても汚れは落ちないってことでしょうか？
というとそうではなく、
クリーニング店によって、事前に処理してくれたり、プレミアム処理とか
別料金でしっかり対応するという店舗もあったり、いろいろです。
なので、作業服をクリーニングに出す際は
汗ジミや食べこぼしの汚れもとれますか？
と質問したほうが良いです。
なかには醤油のシミですら落とせないクリーニング店もあるらしいので、
良いクリーニング店ですと、しみ抜きや、前処理、水洗いをして
ドライクリーニングでは落とせない汚れも取ってくれたりします。
作業服に関しては、家庭で洗える汚れは家庭で落し、
汚れがどうしようもなく落ちない場合は、信頼のおけるクリーニング店に出す、
そのあたりの判断が大切になってきます。
一番確実な方法としては、長期保管する衣類は、ドライクリーニングしたあと、
家庭で通常洗濯をすると、油汚れだけでなく、汗ジミ、食べ物の汚れも徹底的に落とすことができます。
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油やグリス、泥、ホコリといったガンコ汚れが付きやすい作業服ですが、
「もう、汚れは落ちないかもしれない…」
と諦めてはいませんか？
確かに油汚れと汗ジミがミックスした汚れは、油溶性と水溶性のため、
通常洗濯ではなかなか落とせない汚れかもしれません。
しかし、作業服自体安いものではないので、可能な限り長持ちさせたいものですよね。
汚れが混じっている場合は、まずは通常洗濯にて水溶性の汚れを落とします。
その後、油溶性、または不溶性の汚れを落とす作業が必要です。
これは専用洗剤やクリーニング店の力が必要になってくるかもしれませんが、
どんな汚れなのか？を把握することで、徐々に汚れ落ちを実感できるので、
ぜひ試したいところです。
簡単なシミは見逃さないこと。
よく、食べ物のシミをつけてしまった、
醤油をこぼした、焼き肉の油がついてしまった…
といったように、日常でよくある汚れですが、
やってしまいがちなのが、
「あとでとればいいか～」
「大した汚れじゃないな～」
といってそのままにしておくこと、よくあるかと思います。
私は洗剤の仕事をするまでそのままにしてました。
そして、いかに早く汚れを落とすか。
ということがかなり大事なポイントだと実体験でもわかりました。
よく赤ワインの汚れは落ちない、と言われていますが、
ワインをこぼしてもすぐに洗たくすればキレイに汚れは落とせますし、
たいていの食べこぼしの汚れであれば落とすのに1分もかかりません。
これが1日でも放置しておくと、
汚れ自体が酸化し、落ちにくい汚れとなります。
ですので、良くつく汚れほど、はやく落とすことがポイントとなります。
汚れたときは即落とす、くらいの気持ちが必要ですね。
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