野球部のお子さんをお持ちのお母さんならだれでも気になる悩みの一つが、ユニフォームや靴下の泥汚れ洗濯。そのお悩みにおすすめ専用洗剤は、今までの洗濯では落ちなかった汚れや洗濯時間の改善として人気があります。しかし、ウタマロ？オキシクリーン？泥スッキリをはじめとする多くにおメーカーからたくさんの商品が販売されているため、実際のところどんな洗剤を選んだらいいのかわからない、という人も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、泥汚れ洗剤の選び方のポイントと、店舗、通販で人気の商品をランキング形式で紹介していきます。洗濯の環境もありますのでご自身にあった泥汚れ洗剤を見つけて、今まで落ちなかった汚れがスッキリ落ちる喜びと、洗濯時間が短くなって自由な時間を手に入れましょう。
目次
そもそもなぜ泥汚れは落ちにくいのでしょうか？それは汚れの性質そのものに理由があります。
泥汚れは粘土や砂などの細かい粒子が固まったもので、これらの粒子自体が水に溶けにくいため通常洗濯では十分に除去することが難しいです。
泥汚れは水に溶けにくいだけでなく、一般的な洗濯洗剤に反応しづらい性質を持っています。そのため、泥汚れがユニフォームや靴下の生地についたまま洗剤成分と反応しづらいためです。
泥汚れは、野球でいうと靴下のつま先当たりや、スライディングした際のひざ下あたり、お尻などに強く汚れが付きます。泥は微粒子が集まったものなので、ユニフォームや靴下の生地に付着すると、摩擦によって微小な凹凸部分にひっかかります。生地の表面には細かい繊維や毛羽などがあるため、微粒子がその凹凸にひっかかり強く付着します。そのため、通常洗濯では落ちづらく、特別な方法を使って落とす必要があります。
泥汚れが乾いてしまうと、汚れの微粒子がそれぞれ結合して固まってしまうため、通常洗濯では落ちにくくなります。なぜ固くなると落ちにくくなるのか？それは泥汚れと繊維の接着力が強くなり、泥汚れを分解する力が弱まるためです。そもそも洗剤の役割は、汚れを浮かして洗濯機の水流によって汚れを除去するのが一般的ですが、固くなってしまった泥汚れはこの方法だとうまく汚れが落ちにくくなります。
また乾燥して固くなると、摩擦によって繊維に引っかかる力が増していきます。そのため、繊維の奥に入り込んでしまった泥汚れを普通の洗濯では摩擦力が足らず、汚れが落ちにくくなります。
泥汚れが固くなると、必然的に表面積が小さくなるため、洗剤液が浸透しにくくなります。これも通常洗濯では、洗剤が泥汚れに浸透して、汚れを分解することで落としていきますが、固くなってしまった泥汚れは表面積が小さくなるため、洗剤の浸透が難しくなります。
これらの理由により、泥汚れは通常の汚れとは違って落としにくい汚れだとわかります。そして洗い方に関しても通常洗濯とは異なったやり方で汚れを落としていかなければいけません。
洗剤には固形洗剤、液体洗剤、粉末洗剤とあります。それぞれ特徴、メリット、デメリットをお伝えしていきます。
【固形石鹸】
特徴：洗浄力が強く、汚れ落ちもよし。環境にも優しい。
メリット：泡立ちが良く、長期保存が可能。局所的な汚れにピンポイントで落とせる
デメリット：水に溶かす場合は溶けにくいため、手間がかかる。ゴシゴシ洗いには向いているが、泥汚れ自体がこすり洗いで落ちるわけではないので、時間がかかりやすい。
【液体洗剤】
特徴：水に溶けやすく、泡立ちが少ない。色落ちの心配も少なく、柔軟成分が入ったものもある。
メリット：水に溶けやすいので洗剤液を作りやすく、洗剤カスがほとんど残らない。泡立ちが少ないため、すすぎが楽になる。
デメリット：どちらかというと液体洗剤の場合、誤って多く投入するケースがある。
【粉末洗剤】
特徴：水に溶けにくく、泡立ちが強い。洗剤の種類がたくさんあり、特定の汚れ落としに効果的なものがある。
メリット：汚れに強く、泡立ちもよく、液体洗剤に比べて洗浄効果が高い。
デメリット：洗剤が溶けにくいため、完全に溶け切らないと洗剤カスが残ることがある。溶け残りがあるとシミやニオイの原因になる。使用量を超えても洗浄効果はあまり得られない。
泥汚れというと、通常洗濯では落ちにくいガンコ汚れになるため、「汚れ落ちやすさ」は大事なポイントです。ただ、どのように汚れが落ちやすいのか？を知っておく必要があります。
汚れ落ちで大事にしたいポイント
●しっかり汚れが落ちるかどうか
これはかなり重要で、そもそも汚れを落としきれないでそのまま乾かしてしまうと、シミが残ってしまうだけでなく、次回その汚れを落とそうとしても1回目の洗濯より時間がたってしまっているためより落ちにくい汚れになっています。判断ポイントとしては、商品レビューなどで、「いろんな洗剤を比べたがやはり〇〇が一番落ちる！」というコメントがあると判断材料になります。
●継続して使用してシミや黄ばみが出てこないかどうか
最初は泥汚れが落ちていても、10回、20回使用していくうちにシミが出てきてしまうケースがあります。原因として、生地の中に蓄積された汚れが目に見えてくるパターンが多いです。全体的にうっすら黄ばんできている状態が良く見られます。これは再度生地に入り込んだ蓄積汚れを落とすことで改善できます。
●洗剤量が少量でも汚れが落ちるかどうか
泥汚れ専用洗剤にも使用量は商品によってそれぞれ異なりますが、多いものだと30gを1回に使用する泥汚れ洗剤もあります。ただ、理論的には洗剤量が多すぎても、泥の汚れ落ち具合は比例せず、ある一定のところでストップします。そのため、洗剤量の適量が少なくても汚れ落ちが実感できる商品は、同等の汚れ落ちで長く使用することができます。
正直なところ、市販の洗濯洗剤と比べると、泥汚れ専用洗剤は高めの値段設定となります。とはいえ泥専用洗剤なだけに、汚れ落ちには違いがあるため、ある程度のコストはかかります。製品版で通常購入するとしても、1500円～3000円の幅があります。
これからも長く泥汚れ洗濯をする場合は、定期便サービスだったり、まとめ購入をしたほうがお得になります。とはいえ、だいたいどのメーカーもお試し購入のものがあるため、どれを選んだらいいかわからない方は、一度それぞれ試してみるのもよいかと思います。
中には使用量が異なる泥汚れ洗剤があります。また、使用量を守ることは、泥汚れ洗濯ではかなり重要になるため、メーカーが指定している使用量を1回あたりのコスト計算すると、実は購入価格はほかの洗剤よりも安かったのに、はやく洗剤がなくなってしまったり、またはちょっと高い値段設定の洗剤ですが、使用量が少なくて済む商品もあります。
たとえば、3000円する商品があり、1回あたりの洗剤コストが10円だとすると、300回使用できます。
しかし、2000円の商品で、1回あたりのコストが15円とすると、約133回使用できます。
上記を比較すると、3000円の商品の方が長い目で見てお得だということが分かります。商品値段だけで確認するのはわかりづらいと思いますが、1回あたりのコスト（使用料）で比較すると商品選びの幅が広がります。
日々使うものになり、洗剤を取り扱うため、どうしても使い勝手が大事になってきます。スプーンが使いづらかったり、逆にスプーンが大きすぎて洗剤量を規定以上に入れちゃったりする場合があるため注意が必要です。
また、基本的にはビニールパックされた状態がほとんどですが、小分けの容器がついているタイプの洗剤もあるため、便利です。
他の項目と比べてそこまで評価基準は高くありませんが、日々の洗濯で「泥汚れ」の洗濯は基本汗の汚れもセットのため、洗濯中は少々鼻にささるニオイがしたりします。そのため、香りが付いた泥汚れ洗剤のタイプを選ぶのも選択肢の一つになります。
－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－
人気ランキングでも紹介した泥汚れ洗剤アクティブホワイト、
なんと1つ購入するともう1箱ついてくるNEWリリースキャンペーン開催中！
－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－
No.1
株式会社ETI
泥スッキリ303
圧倒的洗浄力で業界随一の汚れ落ち
かれこれ15年ほどの販売実績があり、ユーザー層から汚れ落ちに圧倒的に支持を受けている泥汚れ専用洗剤。使用量も10gと少なく、1.3㎏タイプですが130回使用出来て、1回あたりの仕様コストは21円になります。
洗剤タイプ
粉末洗剤
汚れ落ち
◎
1回当たり使用コスト
21円
つかいやすさ
〇
香り
△
No.2
クリヤケミカル株式会社
泥クリヤ
繊維の奥までしみ込んだ汚れにも効果的。高機能バイオ酵素配合で、汗などの嫌な臭いもきれいさっぱり！柿渋エキスで消臭効果が抜群で、スポーティークリーンの香りが、開封時ほのかに感じられます。赤いパッケージで目立つデザインなので目に留まりやすいですね。1回あたりのコストも13円と安めです。
洗剤タイプ
粉末洗剤
汚れ落ち
〇
1回あたり使用コスト
約13円
つかいやすさ
〇
香り
〇
No.3
株式会社ETI
アクティブホワイト
こすり洗いなしでつけおきだけで泥汚れを落とす！がキャッチコピーの、最近リリースした新洗剤。なんと使用量たったの3gにも関わらず、同タイプの同等の汚れ落ちを実現。専用容器でさらに使い勝手がUPし、香りも天然ヒノキ素材がほんわか香ってGOODです。1回あたりのコストも8.2円と群を抜いてコストパフォーマンスに優れています。
洗剤タイプ
粉末洗剤
汚れ落ち
〇
1回あたりのコスト
8.2円
使いやすさ
◎
香り
〇
－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－
人気ランキングでも紹介した泥汚れ洗剤アクティブホワイト、
なんと1つ購入するともう1箱ついてくるNEWリリースキャンペーン開催中！
－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－
No.4
アルク有限会社
レギュラー
元プロ野球選手が商品開発した泥汚れ専用洗剤で、約10年、累計30万箱販売実績のあります。イオンの働きで圧倒的洗浄力、天然ハーブ系の消臭成分も入ってほんのり香りがします。1回あたりのコストは19.8円です。
洗剤タイプ
粉末洗剤
汚れ落ち
〇
1回あたりのコスト
19.8円
使いやすさ
〇
香り
〇
No.5
ミマスクリーンケア株式会社
洗濯洗剤ポール
元祖泥汚れ洗剤として、広く知られています。大さじ1杯で「どろよごれ」からシャツの「皮脂汚れ」までスカッと落とします。泡立ちも抑えられており、仕上がり真っ白です。さわやかなフローラルの香りが特徴的です。
洗剤タイプ
粉末洗剤
汚れ落ち
〇
1回あたりのコスト
19.8円
つかいやすさ
〇
香り
〇
泥汚れは時間がたてばたつほど汚れが乾き、ユニフォームや靴下に汚れが定着してきます。そのため、泥汚れが付いた衣類は、可能な限り早く洗濯することが重要になります。とはいえ、遠征、合宿などで泊まり込みの場合は本日中に洗うことをオススメします。特に色が濃い部分に関しては経年劣化で繊維が傷んだり、色移りが起こったりするため、注意が必要です。
泥汚れ自体をゴシゴシ力任せにこすってしまうと、汚れをさらに広げてしまう恐れがあります。そのため、泥汚れを落とす際はなるべく力を入れずに洗剤の力を活用して汚れを落とすようにしましょう。ポイントとしてはしっかり洗剤液を汚れが付いた靴下やユニフォームに浸透させ、そのうえでもみ洗い、こすり洗いすることで汚れが落ちやすくなります。
泥汚れをそのまま残しておくと、次に洗濯した際に再度付着してしまうことがあります。また、新たな汚れが上から重なることで、下層にある汚れが余計落ちにくくなり、さらなるガンコ汚れになります。そのため、洗剤を使用する際は各メーカーの規定量を守り、最後のすすぎ回数を増やす等して汚れをしっかりと落とすようにする必要があります。
－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－
人気ランキングでも紹介した泥汚れ洗剤アクティブホワイト、
なんと1つ購入するともう1箱ついてくるNEWリリースキャンペーン開催中！
－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－
