こんにちは、泥スッキリ本舗
杉山司です。
今日は作業服汚れについて、よく「間違えやすい注意点」をお伝えしたいと思いました。作業服汚れって通常の洗濯ではなかなか落ちにくい汚れなので、あの手この手で落とそうと必死で何回も洗濯をしちゃいますよね。実は、多くの人が作業服の寿命を縮めていることに気づかず洗濯をしているケースが多いです。
先日お客様より以下のお声をいただきました。
「作業服洗濯の際、
なかなか汚れが落ちないので、
洗剤量を2倍にしてさらにお湯で洗剤液を作ってます」
たしかに汚れ落ちがイマイチですと、洗剤量をいつもの2、3割増で入れがちです。なんか洗剤量が多いと【汚れが落ちそう】ですもんね。ただ、この“落ちそう”というのがワナで、実はたいして汚れはおちず、逆に生地が弱く(繊維にダメージ)なってしまい、シワや破れなんかの原因の一つになります。
このお客様も実際汚れ落ちを聞いてみると、
「今ひとつ汚れ落ちがよくない」…という回答でした。
もしちょっとでも経験ある方、「洗剤の入れすぎ」は注意が必要です。もともと勘違いで少量を使っていて、そこから洗剤量を増やして使用するならまだしも、なかなかそんなケースはないですよね。また、専用洗剤って意外と少量でも洗浄効果があるものが多いですが、いつもの市販の洗剤の感覚で使用していますと、スプーン山盛り(30g位)にしちゃうわけです。専用洗剤自体が市販洗剤に比べて購入価格は高いので、もったいないですよね。
ということで、今回は作業服洗濯の「ちょっと間違って覚えがち」なポイントを紹介していきます。
目次
ここでは「作業服の油汚れ」に焦点をあてて洗濯のポイント、間違えやすいことなどを紹介していきますが、基本的にはどの衣類の洗濯にも共通することが多いです。多少、汚れの種類が特殊な点もあり、作業服汚れって落ちづらいですが、一手間加えるだけで諦めていた汚れがかなり落とすことができるわけです。
作業服1着でもおしゃれなものだと1万円はくだらないですよね。なので、可能であれば長く使いたいですよね。実は洗濯って衣類の寿命を縮める方法の早道なんです。
「え、じゃあ衣類を長持ちさせたいなら洗濯しないほうがいいんでしょうか?」
というとそういうわけではなく、洗濯は必ずすべきです。よく「デニムのズボンは洗わないほうがいい」という声を聞いたことないでしょうか?デニムは洗濯すると型崩れしてしまう、とか生地が傷みやすいなどなどの理由が挙げられていますが、これは間違いです。逆に洗うほうが長持ちします。
洗濯をしない、という選択肢は、汗や泥などの汚れをつけっぱなしでいるということです。汚れがついている状態で来ていると「不衛生」ですし、雑菌やダニ、カビも発生原因にもなります。ニオイがキツくなり、周りの人にも迷惑かけるケースもあるわけです。色落ちは?と気になる方もいらっしゃるかもしれませんが、色落ちしない洗濯方法をすれば色落ちを調整できるので、洗濯をうまく活用するほうがか得策です。
今日はデニムの色落ちについてはお伝えしませんが、作業服も同様で、洗濯はすべきです。とはいえ、洗っただけでは衣類は劣化しないんじゃ?と思われがちですが、回数、年月を重ねることで、生地は弱くなっていきます。また、作業着は動くことを前提に作られているため多少耐久年数は通常衣類よりも長いですが、誤った洗い方をすることで、その耐久年数を短くしてしまうのです。
先ほどもお伝えしたように、作業服は耐久性が高いため、冷水だろうが高温だろうが、大抵は大丈夫と思われがちですが、熱に弱い生地もあるため注意が必要です。洗濯表示を見れば間違いはないですが、汚れが落ちないとなると、そんなことは忘れて、ヤカンに熱湯つくってそれを汚れたところに直接当てて、洗剤塗り込んで…という洗い方をしていると、生地を痛めるだけではなく、縮みの原因にもなったりします。
また、オールシーズン使えて肌触りも抜群な綿100%の生地の作業服がありますが、熱湯を使うと生地が収縮して作業服が縮みやすくなってしまいます。ただでさえ水に濡れても収縮してしまうので、縮んでしまうと着る時にキッチキチになってしまうのと、直すのに手間が発生するため、適正温度で洗うのが良いです。
ちなみに、油汚れや、汚れの種類で、落ちやすい温度がありますが、水温50℃以下でほとんど溶けるので、熱湯を使う必要もなく、(ちなみに熱湯入れても洗浄効果はあまり期待できないです)50℃でも素手で触るのにもかなり熱いので、だいたい40度くらいがちょうど良いです。
逆に夏場の暑い時期は、冷水で洗いたくなりますが、水温は冷たすぎると洗浄効果が落ちるため、可能であれば40℃前後で洗濯すると良いです。
冒頭でお伝えしましたが、洗剤の入れすぎは適量以上になると、効果的ではないです。また、作業服の頑固汚れとなると、手洗い(つけおき洗い)がメインになるかと思いますが、その場合も洗剤を入れすぎても、あとあとすすぎをしっかり行わなければいけなくなり、手間とコストが増えるばかりなので注意が必要です。
つけおき洗いの場合、つけおき後、汚れ落ちがイマイチだったり、洗剤液に汚れがまだ出ていたりする場合は、洗剤液を入れ替えて再度つけおき洗いすると、より頑固汚れは外へ出ていきます。この場合は、再度つけおき洗いする場合は、1回目の洗剤量よりも半分くらいの洗剤量で十分です。
汚れた部分に直に洗剤を塗り込むやり方もあります。その場合は、すすぎの際、しっかり洗剤液を落とすことを心がけましょう。すすぎはかなり大事なポイントです。すすぎを適当にして洗剤液や汚れが残った状態でそのままにしておくと、洗剤カスがのこったり、汚れが蓄積汚れになっていくのでしっかり行いましょう。
補足ですが、すすぎの回数ですが、頑固汚れの洗濯で手洗い、つけおきした場合は、すすぎの回数は通常より1回多めに行うと良いです。とはいえ、手洗いですすぎをする場合は、すすぎの際、透明であれば大丈夫です。
柔軟剤はいい香りがしますし、肌触りもさらに良くなるため、おすすめする商品の一つです。ただ、柔軟剤を使用する場合、気をつけなければいけない点があります。このポイントを誤ると、かえって汚れが落ちづらくなり、または変なニオイがしてしまう作業服になってしまうためです。
これは、洗濯の際、汚れがまだ残っている状態で柔軟剤を使用してしまう場合です。そもそも汚れが落とせていない状態で、柔軟剤を使用すると、汚れの上から柔軟剤成分がコーティングされるため、閉じ込められて蓄積汚れとなります。この閉じ込められた状態でさらに上から汚れがつくと、余計汚れが落としにくいため、柔軟剤使用の前にしっかり汚れを落としておく必要があります。
柔軟剤、といえば香りがイメージに浮かぶかと思います。柔軟剤のCMでは香りが前面に出ているような感じもしますし、私自身も“いい香り”は好きです。とはいえ、柔軟剤本来は香りをつけるのが目的ではなく、衣類の風合いをよくしたり、汚れ、ホコリ、静電気を防止する役割があります。
香りがついた柔軟剤がいけないのか?というと、そうではなく、これも先ほどのケースで紹介した「汚れが落ちていない状態での柔軟剤使用」の場合はかなり注意が必要です。そもそも汚れには汗や洗剤カスをエサにして増える雑菌がおり、イヤなニオイを発します。なんとなく汗臭いな、と感じるあのニオイは典型的な雑菌によるニオイです。
その雑菌によるニオイと、柔軟剤の香りがミックスされると、かなり気持ち悪いニオイになります。対処法としては、汚れがつきやすい衣類は、事前にしっかり汚れを取っておくこと、柔軟剤でなるべく香りが抑えられているもの・無臭のものを推奨します。
柔軟剤使用に関して上記を念頭に入れておくと、汚れが残ったり、作業服からイヤなニオイが残ることがなくなります。とはいえ、重要なのは、しっかり汚れを落とした上での使用となるため、先ほど紹介した洗濯の温度や洗剤量を守って汚れをおとすことが大切になります。
よく汚れてしまった作業服はどうしようもない、と諦めてしまいがちですが、上記で紹介した洗濯方法でもなかなか落ちない、という場合はあります。汚れの種類はさまざまで、単に油汚れ、泥汚れ、だけでなく、さまざまな汚れが付着しています。また、時間がかなり経った汚れや、柔軟剤でコーティングされた汚れがあったりする場合・環境もあるため、汚れの落ち具合も異なってきます。
そこで役にたてるのが専用洗剤です。
泥スッキリの洗剤は市販の洗剤よりお値段が高い洗剤ですが、
汚れ落ちや費用対効果を考えると、
本当にお得になる洗剤ですので、ぜひお使いの際には
汚れ落ちに意識していただけたらと思います。
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いやいや、そうはいっても汚れがおちませんっ!
という方は、ぜひカスタマーサポートまで
ご連絡いただけたらと思います。
汚れも環境によって人それぞれですので
お客様にあった洗濯方法をお伝えします。
ぜひご活用いただけたらと思います。
泥スッキリカスタマーサポートはこちらまで
053-424-9494(土日祝祭日を除く8時-19時)
メールでもお気軽にお問い合わせください。
info@doroyogore.com
この汚れ、落ちないよ…
という汚れが落ちてキレイになった時は、
洗濯が本当に楽しいものになります。
ぜひ毎日の洗濯ライフを充実させていただけたら幸いです。
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