年々予想外の雨が降ったり、以上に暑い日が続いたりと、
そんな中、練習や試合を行うと、水分補給や体調管理は
今まで以上に注意を払わなければなりません。
それと同様に、注意を払うべきは、ユニフォームについた泥汚れの落とし方です。
野球を練習、試合をされている球児のお母さんだけでなく、
日々、仕事で泥汚れがついて回る作業の方、
小学生が外でおもいっきり泥で汚してくるご家庭でも
同様の悩みが、この「泥汚れ」です。
今回、改めてこの「泥汚れ洗濯」ということに焦点をあてて、
「泥汚れ」
「洗い方」
「気を付けるポイント」
「おすすめ洗剤」
を紹介していきますね。
目次
昔、キャプテン翼という漫画で、「サッカーボールは友達！」
という名台詞がありますが、「泥汚れは友達！」
というのは冗談として、泥汚れは嫌いになってください、ということでもありません。
どろんこになって帰ってくるというのは、元気な証拠、
と捉えればポジティブで聞こえは良いのですが、
その汚れを洗って落とす、となるとなかなかしつこいのが泥汚れです。
しつこい＝執恋（しつこい）であり、恋する汚れです。
恋は成就するまではなかなか精神的に参ったり、
体力的にもしんどいこともありますが、
実れば幸せが待っています。
つまり、泥汚れを落とすことは、一見大変そうに見えますが、
キレイに落とすことができれば感激が生まれます。
すると気分も体力も回復するのです。
ということで、恋する感覚で泥汚れの洗濯に取り組んでいただきたいなと思っています。
では、なぜ泥汚れは“なかなか落ちないのか？”
その理由は３つあります。
泥汚れは水で洗い流せる汚れでもなく、
油で洗い流せる汚れでもなく、
不溶性と呼ばれるガンコ汚れの代名詞の汚れのため、落ちにくい！
というのが一つ目の理由です。
次にとにかく時間をかけて洗えば汚れは落ちると思われていること、
最後に、力任せにゴシゴシ洗えばこちる！と思われているからです。
なんとなく、落ちにくい汚れは一昔前は洗濯板でゴシゴシ！なイメージがありますが、
それでも汚れが落ちない、時間だけが過ぎていく、という負のスパイラルになってしまうので、
発想の転換をして、泥汚れを落としていきましょうlin。
では実際に泥汚れの落とし方について順に紹介していきたいのですが、
とりわけステップ自体は簡単で、そんなに時間もかかりません。
あと、私はベンチプレスで100kgあげれますが、筋力も入りません。
まず、必ず「下洗い（予洗い）」を行います。
そして今回は汚れがつきやすい靴下を挙げて洗濯していきます。
最初のポイントは
すると結果全体的に汚れにくく、長持ちさせることができます。
靴下は重点的に洗う部分は以下３つです。
【かかと】
【靴下の指先】
【くるぶし】
靴の中って個人差ありますが、蒸れやすく汗を描きやすい、
それらが泥と混ざり合い、なおかつ体重、踏ん張る際の力がかかる部分のため、
その分余計に染み込みます。
野球部のユニフォームなどで汚れやすいのは、
「ワキ」「おしり」「ひざ」が汚れやすいです。
特に皮脂汚れは厄介です。
汗とまざることで雑菌が繁殖し、ニオイを発します。
ほとんどの人が経験あると思いますが、汗臭い靴下、いやですよね。
そして集団行動、湿気の多い部室に入った時などの臭さといえば…
おっと、言葉が出ないほどです。
汗自体はニオイもしないし、体温調整のためで悪いことではなく、
個人差があります。
なんで泥汚れの落とし方なのに、汗臭い話をしているんですか？
と思われるかもしれませんが、泥汚れには皮脂汚れや汗もたっぷり
染み込んでいるわけで、汚れの一つと認識した方が良いです。
話は戻りますが、全体的に真っ白に近づけるレベルに持っていくためには、
汚れやすい場所を事前に把握しておくことが大切です。
外でぽんぽん叩くのが一番かんたんですが、
大事なステップです。泥や砂はそのまま手洗いすると、
繊維の奥に入っていきやすいため、後に洗濯機で洗う際、
洗浄力の低下や、ゴミの目詰まり、洗濯機の故障の原因となります。
そのため、乾いている段階で外に出せる汚れは出しておきましょう。
●バケツ
●粉末洗剤
●ぬるま湯（40度くらい）
バケツを用意する理由は、浸け置き洗いを行うためです。
ユニフォームや洗う衣類がしっかり浸かるくらいの大きさだとよいです。
また、洗剤は液体よりも粉末タイプの方が洗浄効果が高いため、
粉末の酸素系漂白剤を使用します。
※塩素系や還元系の漂白剤は使い方を誤るとシミや取り返しがつかないことになるので、
ここでは使用しません。
ぬるま湯を使用するのは、汚れた衣類を洗剤液につけた際、
より効果的に泥や皮脂汚れを取るために、最適な温度だからです。
これが冷たい水ですと、洗浄効果が弱くなり、
高温（50度以上～熱湯）でも、洗浄効果はあまり変わらず、
逆に生地を傷める危険性が高まります。
ポイントは全体に洗剤液が行きわたるように、
ユニフォームや衣類をもみ込んでいきます。
つけ置き前の段階では、衣類をゴシゴシ洗うといった作業はありません。
浸け置きが終わった後、もみ洗い、こすり洗いを行います。
そもそも浸け置きの目的として、洗剤の力で汚れを外へ出すことです。
そのため、洗剤液は泥汚れが酷いと、真っ黒になったりもします。
時間でだいたい30分～1時間くらいで大丈夫です。
汚れがかなりひどい場合はそれ以上でも大丈夫です。
汚れやすい場所を重点的に、もみ洗い、こすり洗いをしていきます。
ここでのポイントは、力任せにゴリゴリ洗うのではなく、
汚れを外に押し出すイメージでもみ込んでいきます。
体を洗うようなネットで生地をこすると、
繊維の流れに沿った形でこすり洗いができるので、
より汚れを落としやすくなります。
そんなに力もいらずに、生地を傷めず、
しっかり汚れを落とすことができるので最適です。
この段階で、結構靴下についた汚れが落ちていくのが分かります。
もし、まだ汚れが濃く残っている場合、
洗剤液がかなりドス黒く真っ黒になる場合は、
洗剤液を交換して、再度つけ置き洗いをオススメします。
その理由として、1度のつけ置きでは衣類に染み込んだ汚れが、
外へ出ききっていないためです。
※その際は洗剤量は半分で大丈夫です。
ここは根気よく行きましょう。
もみ洗い後、通常洗濯で完了です。
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よくお客様の悩みの声で、
「泥汚れが落ちないんですが」
「手順通りに洗っているのですがイマイチなんです」
などなどののお声があります。
話を伺っていくと、ある共通点が多くのケースであります。
１つの理由に、
柔軟剤は、繊維の上をシリコンコーティングすることで、
風合いや手触りをよくするものですが、
加えてホコリや汚れを付きにくくする効果もあります。
私も使用していますが、一つ注意点があります。
汚れが残っている状態で柔軟剤を使用すると、
汚れの上に柔軟剤成分がコーティングされるため、
残ってしまった汚れが非常に落ちにくくなってしまいます。
柔軟剤使用の際は、必ずしっかり汚れをとってから
ご使用いただくことをオススメしています。
柔軟剤あるなしでは、結構違いますからね。
私個人的には靴下なんかは結構履き心地いいので
ぜひ柔軟剤の特性を理解した上でご使用いただけたらと思います。
塩素系漂白剤ってとってもよく汚れ落ちるイメージがありますが、
使い方を間違えると、シミができたり、ゴムがビヨビヨに
伸びてしまったりする場合があります。
ざっくりいえば薬の副作用みたいなものが起こるのです。
黄ばみやシミがあったからハイターを使ったら
余計にシミになっちゃって…という声もあります。
洗濯で落ちなければハイターで！と思っているとすれば、
治りかけの傷口にタバスコをかける、みたいなことにもなりかねません。
ある程度の泥汚れであれば、酸素系漂白剤で
十分落とせるので、もし使用されている場合は
控えた方が良いかもしれません。
泥汚れは不溶性のため、なかなか落としづらい汚れと説明してきました。
ただ、使っている洗剤を変えるだけでも大きな変化が期待できます。
市販の洗剤に比べてちょっとお値段高め…という印象はありますが、
実は少量で十分な洗浄効果が得られ、なおかつ泥汚れをスッキリ落とし、
汗臭いさを洗浄でき、さらにお肌にも優しい泥汚れ専用洗剤があります。
もし今の泥汚れ洗濯の辛さからの解放、洗濯時間が5分の1以上に短縮できたなら。。。
ぜひあなたも泥汚れ洗濯の、汚れが落ちた時の喜びと、
洗濯時間の時短で、自由な時間を手に入れてください。
当サイトではいくつか泥汚れ専用対策グッズ（洗剤、洗濯便利アイテムなど）を紹介しています。
実は泥汚れ洗剤やグッズはたくさんあり、比較してみても結局どれがベストなのか？
という判断が自分だとなかなか取りにくい、わかりづらいです。
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