動きやすい靴、といえばスニーカーですよね!「私毎日履いていますよスニーカー」、という方は多いのではないでしょうか。そんなあなたにひとつお聞きします。
スニーカー洗ったのはどれくらい前ですか?
過去、スニーカー洗ってますか?というインタビューをとったところ、約7割の方は「洗ってないです」という回答の方がいらっしゃいました。「洗ってません〜」ではなく、「洗いません!」と言い切っている方もいてかなり気になるところですが、その理由は、
・汚れがひどくなった時が替え時
・汚れが目立つような配色の靴は履かない
・めんどくさくて洗わない
・汚れがいい味だしててかっこいいから洗わない
などなどでした。たしかに、なんとなく共感できるところがあるのですが、逆のパターンの方もいらっしゃいます。つまり、スニーカーのお手入れはしっかりしています!という方ですね。私もスニーカーが楽すぎて毎日使っていますが、私の場合、臭いが気になるので半強制的に洗っているわけですが、
結論から言うと、靴は洗った方がいいです。
今回、スニーカーやランニングシューズ、運動靴といった比較的洗いやすい靴に関して、「靴は洗った方がいい」ということと、「洗い方」「乾かし方」について紹介していきます。
目次
そもそも靴って洗うのがめんどくさそうですよね。乾くのに時間がかかりそうだし、そもそも洗っていいのかどうかもわからない。。。といろいろな声がありますが、まずは靴を洗わないことによるデメリットを挙げていきましょう。
靴を洗わないと、大変なことになります。
ずーっと洗わないで履き続けたスニーカーは、ゴミ箱に生ごみが溜まった状態と例えることができます。冗談ではなく、本当です。実は、靴の中というのは雑菌がたくさんおり、どんどん繁殖して、臭いの原因にもなっています。そもそもなぜ雑菌が繁殖してしまうのでしょうか?
理由その1 汗や皮脂汚れ
「汗臭い」と言われますが、そもそも汗そのものには臭いはありません。ただ、汗や皮脂が雑菌の餌となり、それらを分解されることで臭いの元となります。ちなみに片足から1日コップ1杯分のあせが出ているため、かなりの水分量が靴の中にあるということです。
理由その2 温度
雑菌は35~42度くらいがちょうど良い繁殖の温度となります。
理由その3 湿度
雑菌は湿度が高ければ高いほど繁殖しやすいです。そのため、靴の中は高温多湿になりやすく、夏場は特に注意が必要です。また、仕事で安全靴を履いている方は1時間もしないうちに湿度が100%になります。
ということで、靴を洗わないと、靴が臭くて、友達や友人の家に行った時に、かなりの高確率で嫌な顔をされます(心の中で)。また、足の皮膚が弱い場合、炎症、水虫といった原因になるため、なんか臭いがするなあーと思ったらすぐに洗濯しちゃいましょう。
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ということで、靴は洗った方が良い、とお分かりになったと思います。とはいえ、めんどくさい、かもしれませんが、靴がきれいな方がメリットが大きいです。社会人なら尚更靴は重要です。なぜなら、その人の印象や性格、人となりが靴の状態から得られるためです。
例えば、あなたが企業の人事部の面接官で、面接に入ってきた人が、髪型、スーツはビシッとキメていますが、靴がヨレヨレで埃がかぶっていた場合、どう印象受けるでしょうか。
就職活動で、スーツや鞄は気合いれて選んだかもしれませんが、靴のことが後回しになったのか?そこまで気が回らなかったのか?どちらにせよ細かいところまでは気が向かない人なのかな、と感じるかもしれません。
ビジネスでは特に、デザインや清潔さ、手入れされているか、つまり外見(人に与える印象)をどこまで気を遣っているか、というのも無意識の判断材料となります。スーパー営業マンは、雨が降ったらタクシーを利用すると言いますが、なぜでしょうか?理由は、商談前に靴が汚れるのを防ぐためです。靴から伝わる印象の力をわかっているからこそ、靴の状態を気にするそうです。靴が濡れるくらいなら、タクシーに乗った方が価値が高い、ということですね。
話は戻りますが、めんどくさがらずに靴は定期的に洗っていきましょう、ということです。
靴の素材によって洗い方が変わるものがあります。スエード、合皮、革靴などなどありますが、今回は洗える素材のスニーカー、ランニングシューズ、運動靴に焦点を当ててお伝えします。
準備するもの
「粉末洗剤」「石鹸」「洗面器(バケツなど)」「メラミンスポンジ」「ブラシ」
1.洗剤液を作る
ポイントはお湯(40度くらい)です。理由は洗剤液の洗浄効果を高めるのに、温度が高いほうが適しているためです。また、洗剤は粉末洗剤を選びましょう。液体よりも洗浄効果が高いためです。お湯を洗面器にはり、洗剤を入れ、しっかり溶かしていきます。
2.スニーカーを洗剤液につける
ヒモがついている靴はヒモは事前に取っておきましょう。しっかり中まで洗剤液が染み込むように沈めます。
3.つけおきする
なるべく全体が洗剤液に浸かるようにつけおきします。素材によって上にプカプカ浮いてくる場合があるため、水を入れた500mlのペットボトルをおもしにしてつけおきするのも良いです。つけおき時間は30分~1時間がオススメです。
4.ラバー部分をブラシでこする
つけ置き後、まずはラバー部分を洗います。こちらは、靴裏は溝がある場合が多いので、ブラシで擦って汚れを落としていきます。また、汚れがひどい場合は、メラミンスポンジを水につけて軽く擦ると、汚れがより落としやすいです。
5.キャンパス生地部分はこすり洗い
キャンパス生地の汚れがひどい部分は、石鹸や洗剤をつけてブラシでこすり洗いをします。生地によってはこすりすぎると縫い目がほつれたり、生地が弱くなってしまう場合があるため、力の入れすぎは厳禁です。
6.ぬるま湯ですすぐ
一通り洗い終わったら、ぬるま湯で靴をすすぎます。内側のスポンジ部分には洗剤が残りやすいので、しっかり手で揉んですすいでいきましょう。
7.タオルを詰める
靴がすすぎ終わったら、脱水をしていきますが、その前に靴にタオルを詰め込んでおきます。これは脱水時に靴の型崩れを防ぐためです
8.洗濯機で脱水する
タオルを詰めたまま洗濯機へいれて、「脱水」のみ行います。
9.スニーカーを干す
ハンガーにかけたり、100円ショップに売っている靴用ハンガーを使います。
特に冬場ですが、洗濯後のシューズは乾きづらいですよね。たとえ洗濯をした靴であっても完全には雑菌を落とすことは難しいため、乾く時間が遅れければ遅いほど、雑菌が繁殖してしまいます。なので、可能な限り、早く乾かす必要があります。
基本的には、脱水をかけてしまえばだいたいの水分は飛ばすことができますが、冬場や雨の日などは特に乾きづらいです。
シューズを早く乾かすための方法
まず、脱水後の靴に、「キッチンペーパー」を入れます。そして、つま先を下にして、扇風機の風を送ります。
これだけです。つま先を下にすることによって、水分をつま先に集中させることで、ぐんぐん水分をキッチンペーパーに吸い取ってもらう作戦です。また扇風機で風を送ってあげることで、水分を一定の場所にとどめることがなくなるので、より乾きやすくなります。
早く乾かそうと、ドライヤーの熱風で乾かそうと思いがちですが、靴によっては、変形してしまったり、ゴムの部分がはがれてしまう原因になってしまいます。そのため、もしドライヤーの強烈な風を使う場合であれば、温風以外を使ったほうが良いです。
また、天日干しですが、注意点があります。太陽の光に当てた方が乾きやすく、菌を殺すというメリットがありますが、靴の素材も痛めてしまいます。ゴムや皮というのは太陽の光で劣化しますし、布地も変色の原因となります。
もし外で干したい場合は、陰干しが最適です。外であれば、風が吹いて湿気がこもることもないです。
もっぱら私は「靴乾燥機」を使っています。
その理由として、雨だろうが、湿度が低かろうが、室内で靴を最短で乾かすことができるためです。いやいや、でも靴乾燥機って電気代かなりかかりそう。と思う方もいらっしゃいますよね。ただ、靴乾燥機自体は1時間かけても7円くらいしかかからないため、何足も洗う靴が頻繁にある、という方でなければオススメです。amazonとかでも3000円以内で手に入ります。
靴をきれいな状態に保つと、気持ちも良くなりますし、メリットの方が多いです。ぜひ、注意ポイントを守りつつ、定期的に靴洗濯取り組んでいきましょう。
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