夏が終わると秋がきますね。洗濯もしやすい時期になってきましたね。ただ、まだまだ9月は雨や台風が来たりと、不安定な空模様も続きます。
先日も、天気予報で、「晴れのち雨」というよくわからない天気で、外はカラッと晴れていたので洗濯物を干したら、1時間後、突然「ドサー」っと雨が降ってきて、洗濯物がびしょ濡れになってしまった経験、みなさんあるかと思います。
今回は、洗濯物が雨に濡れてしまった場合、どうしたらよいのか?雨が降っているときの洗濯物はどうやれば効率よく、早く乾かすことができるのか?といったこと【コツ】を紹介します。
目次
結論から申し上げますと、洗った方が良いです。雨って昔子供の頃によく、外で口を開けて飲んだような記憶がありますが、もし、お子さんが雨降りに口を開けてたら注意してあげてください。
実は無色透明でキレイそうなイメージの雨ですが、空気中のホコリやゴミを含んでいるため、飲むのもオススメできませんし、衣類が濡れてしまったら、可能であれば洗濯したほうが良いです。
晴れてる日は外に干した方が早く乾きますよね。
早く乾く=ニオイが付きにくい
なので、極力晴れてる日は外で乾かした方がいろんな面で楽です。
しかし、晴れてるのに雨が降るというのは稀かもしれませんが、突然の夕立やついついしまい忘れちゃうことってあるかと思います。
その場合は、【部屋干し】をしましょう。
でも部屋干しって雨やくもりの日は、衣類が乾きにくかったり、衣類にニオイが残っちゃいそう、と思いますよね。たしかに干し方を誤ってしまうと、「全然乾かないじゃないかっ」となってしまいます。
ポイントとしては、一つ一つ見ていきましょう。
まず、「干す場所」についてです。
よく間違えやすいのが、外の風に少しでも当てた方が乾きやすいんじゃないか。。。と思って、「窓の近く」や「カーテンレール」に干す方がいらっしゃいます。
ただ、窓の近くですと逆に湿度が高くなるため逆効果になってしまいます。
またカーテンレールにかけてしまうのはさらに洗濯物にとってよくない環境です。窓の近くに干すと湿気が多いのと同様に、カーテンやレール付近はホコリや汚れがたまりやすい場所のため、洗濯物に汚れがついてしまうケースが多いです。
もしカーテン付近で洗濯物を乾かしている方がいらっしゃったら、一度見直した方が、より早く乾かす第一歩になります。
部屋干しもただ干しているだけでは、もしかしたら「乾きにくい環境下」で乾かしているかもしれません。
基本的には洗濯物を部屋干しするとき注意すべき3つのポイントは、「気温と湿度」「風の通り道」「風の当たる表面積」です。これらを意識して部屋干しすることで、❝乾きにくい” ❝ニオイが気になる”といったこととは無縁になります。
「気温は高く、湿度は低く」
衣類を乾かすのには気温が高い方が乾きやすいです。そしてかつ、湿度が低いとより早く洗濯物は乾きやすくなります。
ただし、なかなか上記の条件を自然に作ることは難しく、夏場は気温が高いですが、湿度が高く、逆に冬場は気温が低く、湿度が低くなりがちです。
「風の通り道」
洗濯物は水分を含んでいるため、周辺の空気中の湿度が高まります。その結果、乾きづらい状況になるため、風を通してあげることで、室内の空気(湿度)を循環してくれてるため、乾きやすくなります。
「風の当たる表面積」
いくら温度が高く、湿度が低くても、衣類がピタっとくっついていたり、ギュウギュウに干していると、その部分だけ循環が悪くなり、風を通しても乾きづらい状況が起こります。例えて言うと、パーカーの首回りの部分や、上着のワキの部分が重なりやすい部分=乾きづらい場所です。
雨が続くと部屋の中の湿度が上がってきて、そのなかで部屋干しすると、洗濯物はなかなか乾きづらいです。そこで効果的なのが、部屋の「温度を上げて」、「湿度を下げる」ことです。以下、コスト順に紹介していきますね。
洗濯物に向けて、扇風機を「弱」で風を当てます。可能であれば“人がいる空間”で“窓から離れた場所”に干して、洗濯物の下に、軽くクシャクシャにした新聞紙を転がしておきます。基本的には扇風機の風で洗濯物の周りの湿気を循環させ、さらに洗濯物から落ちる水分を新聞紙に吸ってもらいます。※湿気は下に落ちていくため。
2、3時間後には新聞紙がふにゃふにゃになっているので、しっかり水分をとっているのがわかります。
コスト的には扇風機の電気代だけですので、「弱」の風量であれば、1時間0.5円くらいなので非常にコストが安くてお得です!
エアコンは湿度調整の機能があり、細かく言うと、「弱冷房除湿」「再熱除湿」という機能があります。簡単に言えば、弱冷房除湿は、湿度を下げて、なおかつ部屋の温度も下げます。そして再熱除湿は、湿度を下げるが、室温は保つと言う機能があります。
基本的には湿度を下げてくれる効果と、エアコンの風が当たる場所に洗濯物を置くことによって、より乾きやすくなります。
電気代は「再熱除湿」のほうが値段が高く、だいたい1時間で14円くらいで、少し割高ですね。「弱冷房除湿」の売位は1時間で4円です。
エアコンによって除湿の機能が異なるので、一度家のエアコンの「除湿」はどっちなのか確認するといいと思います。
除湿器の便利なところは、ピンポイントで風を洗濯物に充てられる、湿気を吸って温かい風を出してくれる、という素敵な点です。
なおかつ、除湿器は移動が楽チンなので、かなり湿気が多い日、夏場のムシ暑い夜などは、除湿器は最適です。
その代わり、こちらも電気代も1時間10円くらい(除湿器も種類によってまちまち)かかるため、コストはかかります。
コインランドリーの乾燥機をイメージするとわかりやすいのですが、大きなメリットとしては、洗濯機で洗濯後、そのまま乾燥をかけていくため、
・洗濯物を干す必要がない
です!(私個人的には上記の作業が無くなるのはスゴイと思っています)
デメリットを挙げるのであれば、1回あたりの電気代が50円前後(機種による)なのと、乾燥できない衣類が結構多い(洗濯ネット、装飾が付いた衣類、熱に弱い生地などなど)ですね。失敗すると縮みますし。。
わりと新しめの家やマンションであれば、標準でついているところが多い印象です。浴室に干すため、密閉空間で早く衣類が乾きます。
ただ、浴室が広い家なら良いのですが、だいたい1畳、1.5畳程度の広さが多いと思うため、洗濯物を干せる量に限りがあります。(3,4人家族では場所が足りませんっ)
ただ、除湿器、乾燥機同様、温風を当てて乾かすため、非常にふんわりと乾かせることができます。
何度も言う用ですが、コストが高いです(涙)。
私個人的には普段、一番コストをかからない方法で洗濯物を乾かしています。なぜなら先ほどお伝えした3つの洗濯物を乾かすポイントを押さえているだけで、十分乾かすことができるためです。
ただ、梅雨時期で湿度が異常に高い時期は、乾くのに時間がかかりすぎてしまうため、洗濯機の乾燥器を併用しています。(乾燥機かけられない衣類は普通に干します)
基本的には家族構成や環境によって変わってくると思いますが、自分なりにうまく併用することによって、季節に関係なく、衣類を上手に、効率よく乾かすことができます。
エアコンの除湿も、4、5時間はつけっぱなしですので、乾燥機と同じくらいの電気代はかかってしまいます。だからこそ、使い分け、大事です。
時間はお金では買えませんからね。
参考になれば幸いです。