毎日の洗濯で、洗濯後にフタを開けたら白い紙のようなものがたくさんついていた、という経験はないでしょうか。私も含め、気を付けていても1年に1回くらいはやってしまうティッシュ事件。
最初、ティッシュまみれになってしまった衣類を見て、もうどうしようもないんじゃないか?と思うくらいかなりのたくさんティッシュカス。げんなりしますよね。ただし、原因が分かれば対処の方法も決まってくるため、洗濯どうしようと悩むことはなくなります。
ということで、今回は、洗濯時ティッシュを忘れてしまった場合の対処方法などを紹介していきます。
目次
そもそもティッシュに限らず、メモやレシートなど、ポケットにいれっぱで洗濯しちゃうこともありますよね。しかし、メモやレシートなんかは、小さくくしゃくしゃになるだけであまり被害はないのですが、ティッシュは全体的に被害を及ぼします。
お肌に触れる前提で作られているため、薄くて柔らかいので破けやすい
静電気を帯びやすいので、衣類につきやすくなる
大きくはこの2点ですね。そしてティッシュは2層構造にもなっていて、さらに破れやすく、破れた後は洗濯中のかくはんで全体的に動いてしまい、最終的に衣類にくっついちゃうわけです。
とういことで、さっそくばらまかれたティッシュを衣類から取り除いていく方法を紹介します。
その1:乾燥機能で乾燥させる
その2:柔軟剤を入れて再度洗濯する
その3:脱水後、水切りネットでこすって落とす
その4:乾かした後、粘着ローラーでティッシュカスをとる
濡れた状態よりも乾いている状態のほうがティッシュが剥がれ落ちやすいです。そのため、乾燥機にかけると温風でティッシュがはがれていきます。そしてティッシュカスがパリパリになるのでポンポンたたくだけでけっこう落ちていきます。
注意点
乾燥機能を使用した場合は必ずほこり取りフィルターを掃除をすること
コインランドリーの乾燥機能は使わないようにしましょう。他の人も使うため、ティッシュカスが残った場合、後で使用する人の迷惑になります。
先ほど、ティッシュが衣類につく原因として、静電気を帯びやすいことに触れました。そこで「柔軟剤」を使用します。この柔軟剤の役割って知ってますか?実は香りをつけるためのものではなくて、風合いをよくするのが柔軟剤の役割です。また生地に成分がコーティングされることで、静電気を起きにくくする、汚れをつきにくくする効果があります。
そのため、一手間にはなりますが、再度洗濯機で柔軟剤を使用して洗うことによって、衣類にまとわりついたティッシュカスたちが剥がれていきます。
注意点
規定量以上は入れないこと。1回のすすぎでは落ちきらないことがあるためです。
ティッシュが散乱した状態の脱水あとは、衣類の広範囲にティッシュカスがついています。そのため、手で一つ一つ取り除いていては時間がかかりすぎてしまいます。そこで、三角コーナーなどで使用する水切りネットを使って、ティッシュカスがついた衣類を軽く擦ってあげることで、網目の細かい部分が効率良くティッシュを取ってくれます。ポイントはゴシゴシやりすぎないことです。
100円ショップに売ってるコロコロ転がして汚れを取る粘着ローラーが効果的です。チリチリに散ったティッシュなんかは、柔軟剤でも水切りネットでも落ちづらいのですが、このローラーでコロコロするだけでほとんどのティッシュカスを取ることができます。
結構アナログな作業ですが、私個人的には、一番この方法が早くて効率がよいと思っています。
注意点
毛羽立ちしやすい衣類(セーターなど)には、粘着ローラーやテープ類で汚れを取るのはオススメしません。粘着が剥がれる際に、一緒に毛羽立たせてしまうためです。
粘着力でティッシュを取り除くため、力を入れないようにしましょう。
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衣類に残ったティッシュを取り除いて、さあ終わり。というわけではなく、洗濯機にはまだティッシュが残っているため、これを取り除く必要があります。とはいえ、洗濯機に残ったティッシュを取り除くのは、そんなに大変ではないので、手順さえ分かっていれば心配無用です。
まず洗濯槽の中をのぞいて、中の大きなティッシュ類を取り除きます。とっても細かいティッシュに関しては、掃除機などで吸って対処すると楽ちんです。そして、その後すすぎと脱水を行い、しっかり洗濯層に残ったティッシュカスを落としていきます。
上記のすすぎと脱水が終わったら、洗濯機のフィルターを掃除します。残ったティッシュはこのフィルターにもたまるため、キレイにしておきます。
ティッシュを乾かすために洗濯機で乾燥機能を使った場合は、乾燥フィルターにもティッシュが溜まっているため、埃と一緒に綺麗にしておきましょう。そのままにしておくと乾燥機能が低下するだけでなく、乾燥経路にもゴミがたまって故障の原因になったりします。
あまりたくさんのティッシュを洗濯機で回すと、排水口の詰まりの原因になる場合があります。そして排水口が詰まると、洗濯機の下が水浸しになってしまって大変なので、多少は時間経過でティッシュも流れていきますが、洗濯機のエラー状態や、水が溢れてるなんて場合は要注意です。
さらに排水溝の掃除は、洗濯槽掃除と同様、月に1回が理想と言われていますが、なかなか洗濯機を動かして掃除となると大変ですよね。なので、大掃除や、今回のようなティッシュを洗濯してしまった場合などタイミングをみて掃除すると良いです。
ということでそのままにしておくと、ぬめりやゴミがたまり詰まりの原因になり掃除しづらくなるため、早めの処置が必要です。
ティッシュを洗濯機で一緒に回してしまったら、洗濯後とてもびっくり&焦ってしまいますよね。でも衣類自体は柔軟剤を使用して再度洗濯するとティッシュが剥がれ落ちていきます。
そして、粘着ローラーなどで残りのティッシュを取れば元通りにキレイになります。しかし、毛先が柔らかい生地の場合、ゴシゴシやりすぎると痛める場合があるため、力をかけずに軽めに、そして丁寧に除去することが大切です。
さらに衣類のティッシュを取り除いたら、洗濯機の内部にもティッシュが残っているため、一つずつ取り除いていきましょう。そして細かい切れ端などは、掃除機で一気に吸うのも効果的です。最後に次回の洗濯に支障が出ないよう、「すすぎと脱水」「フィルター掃除」などをしっかり行うようにしましょう。
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